アウトプットコース
3日間集中 K/Hシステム アウトプットコース
概要
K/Hシステム基本学習法コースで学ぶ基本的視点と訓練方法を土台に、現状の英語力でコミュニケーションのクオリティーをできる限り引き上げる視点と具体的方法 を学びます。基本学習法コースで学んだ方法論で「実戦的な英語力の底上げ」を継続的に行っていく一方で、本コースでは、現在持っている英語力で「より明確で、効果的なコミュニケーションをするための視点」を学びます。そのために、主に以下の3つの分野にフォーカスして、実践的に学んでいただきます。
- 英語文化に即した「ロジック(話の組み立て)」英語のロジックパターン、それらのパターンにそった明晰なスピーキングの実践的練習により、意思がより明確に伝わる話し方を目指します。
- 米国の価値観やビジネス文化に根ざした「礼を失しない表現」、「相手に配慮しつつ、きちんと意図を伝える話し方」、「相手を動かすことのできる話し方」といった社会人の英語(英語の配慮表現)の具体的表現と視点を学びます。 「英語には敬語はない」とよく言われますが、「丁寧に」しかも「はっきりと」意図を伝える表現の体系が英語にも厳然と存在しています。それらを知らずに、you had better…、you have to …、you should… などの誤ったトーンの直訳的表現を使うために、 日本人の英語が意図せずに「カドのある物言い」や「後ろ向きな物言い」になってしまい、真意が伝わらず、「ことばの摩擦」の原因になっているようです。異文化背景や雇用関係の違いにも言及し、こうした視点や具体的な表現体系をしっかり身につけてもらいます。
- 効果的なコミュニケーションに必要な視点と具体的表現 文化背景や雇用関係の違いにも言及し、北米職場文化のなかでコミュニケーションを効果的に行う上で知っておくべき視点や具体的な表現体系を学びます。
対象レベル
TOEIC目安 600点 ~ 900点
600点以上ですが、600点未満の方もご相談ください。 英語を使った実戦的なコミュニケーションはまだこれからだという方には、英語でのコミュニケーションの基本的ルールや大人として礼を失しない表現の基本を理解し、身につけておくことで、無用な誤解や行き違い、疑問などに苦しめられる「遠回り」を最小限に抑えることができます。英語を使った仕事やコミュニケーションの経験が長い方も、自分の経験から漠然と気づいていたことを確認し、体系的に理解を整理し、疑問に思っていたことへの答えを得る機会として、学んでいただけることの多いコースです。米人と信頼関係を作りながら、リーダーシップを発揮して仕事をすることを目指して、英語文化における効果的コミュニケーションの特徴とは何かを理解し、それが実践できるための視点、コツ、具体的表現を学びたいと思っている方に最適です。
使用教材
ロジックパターン(CD付)
英語の<社会人の言葉づかい>(CD付)
職場基本表現集(CD付)
スケジュール
1日目テーマ
英語のロジックパターン
英語のロジックパターンの基本パターンの習得
英語的な話の組み立て(ロジックパターン)の典型パターンの理解
- ロジックパターンの基本形
- フィードバック型のロジックパターン
- 英語の特徴に合った実戦的な「意味のつかみ方」の実践トレーニング
- ロジックパターンの構成要素
- サポートのタイプの理解
- ロジックパターン基本形に則したスピーキングの実践練習
2日目テーマ
教養ある大人の話す英語
英語の丁寧表現の基本的視点と具体的表現
- 日本語からの直訳的英語表現の落とし穴
- 英語の丁寧表現の基本的視点と具体的表現
- 主語の選択
- 依頼・指示・アドバイスの表現
- 米国職場文化に根ざした、効果的コミュニケーションの要件
- 「対等の大人として扱われる」ことの北米文化での具体的意味
- 対等な大人同士のコミュニケーションにおけるルールとポイント
- 情報・説明の重要性
- 説得のパターンと効果
- 米国職場文化におけるリーダーシップ
- 米国職場文化における「リーダーシップの感じられるコミュニケーション」とは
- 具体的表現と比較級の活用
3日目テーマ
リーダーに求められるコミュニケーションの実践
これまでに学んだコミュニケーションの視点と表現を総合的に活用した、効果的コミュニケーションの実践
- ロジックパターンの基本形
- フィードバック型のロジックパターン
- 英語の特徴に合った実戦的な「意味のつかみ方」の実践トレーニング
- ロジックパターンの構成要素
- サポートのタイプの理解
- ロジックパターン基本形に則したスピーキングの実践練習