第13期 K/Hシステム 上級フェローシップ・プログラム 2017
明確な目的意識を持った反復練習と、実践的な応用練習を組み合わせた、上級者向け継続サポートプログラム

2017年度プログラムは受付を終了いたしました。来期は2018年12月〜2019年1月頃の開講を予定しています。
 
2017年度の日程:
 @12月3日(日)・ A1月14日(日)・ B2月10日(土)・ C3月4日(日) 

2017年のテーマ: 現実世界の「複雑で入り組んだ議論」を 正確に整理し、協働で発展させる英語力

K/Hシステム 上級フェローシップ・プログラムは、K/Hシステムの中級コースまで4コース以上、または6か月以上の長期企業研修を修了した方が、更に英語力と英語コミュニケーション力を向上させるための特別サポートプログラムです。4か月(月1回/計4回)の集中コースで、実戦的なスピーキング力の養成トレーニングが中心になります。今期(第13期)は12月3日(日)からスタートします。K/Hシステムの最高峰のプログラムです。年に1回しか開講していません。お早めにお申込みください。自信をもっておすすめします!
              

2017年のコース概要

   コース概要のPDF:こちらをクリックしてください
   


今回のキーワードは「複雑で入り組んだ議論」です。 「本当に複雑で入り組んでいる内容」を議論する時に、どうすれば生産的に議論を進められるのかを参加者の方々と一緒に学べればと考えています。「複雑で入り組んでいる内容」を議論すると、人によっては整理がつかなくて混乱した話し方になってしまうこともあるでしょう。逆に、それをゼロか100かのどちらかのように単純なものとして扱ってしまったり、思わず誤謬や詭弁を使って議論をまとめようとしてしまったりする人もいるでしょう。自分がそうなったり、周囲がそうなった場合に、生産的に話を進めるのに役立つ @ 「論理的プロセス」と A 「役立つと同時に注意が必要な 『レトリック』 の体系」、その時に使う B 「英語表現」 などを一緒に学び、実践的練習をしながら、「議論の質高く」、かつ「協働作業という意味での品性」を失わずに議論を発展させられる英語コミュニケーション力を強化していきたいと思ってデザインしたのが今期のプログラムです。

【英語でのコミュニケーションの現実】 
海外とのビジネスでは避けて通ることのできない「議論」。特に、「複雑で入り組んだ内容」を議論する場合に、「理解や前提の共有度が低く、利害も異なる人たちの間での議論」では、意図せずとも、お互いの前提が見えないために説得力に欠けたり、誤解を招いたり、話がかみ合わなかったりといったことが生じます。質問や反論で、互いの意見の前提や根拠を確認、検証し合いながら、議論をかみ合わせて、深めていくやり取りができる力が必要になります。 特に、意見や利害を共有しない人たちとチームを組んで方向性を決めてアクションに合意しなければならない場面や、立場の異なる相手に「こちらの‘ゆずれない点’」を飲んでもらって動いてもらわねばならない場面など、集団で結果を出していかなければならない現実世界の多くの議論では、ディベートでのようにクリアな立場を取って議論に勝つための議論だけでは不十分で、「コミュニケーションを通して守るべき主張は守りながら、双方が納得できる落としどころを見つけていくような議論」ができる力が必要になります。

【私たちの課題】
日本人的コミュニケーションで育った私たちは、こうした議論のかたちに慣れていないことも手伝って、海外での議論のプロセスに非常に戸惑い、対等に意見を戦わせることができずに損をすることが多いようです。たとえば、自分の説得したいことを分かってもらえない、反論されてそれに答えられないで黙ってしまう。逆に、相手側の議論に何かしっくりこなくても、その問題を指摘できない、黙って受け入れてしまうなど。また、基本的に英語でどう議論したらいいか分からない、そのための効果的な英語表現も十分知らない、基本的英語力自体がそのレベルまで達していない、など多くの課題がありそうです。

【上記の課題解決のためのアプローチ】
今期はこの大きな課題の解決に向け、必要なコミュニケーション力を培っていくための土台部分にフォーカスします。基盤となる英語力は他のコースやフェローシップでも継続的に強化するとして、それ以外に以下の力が特に重要だと考えて、その習得のプロセスを第13期フェローシップコースでスタートしようと考えています。重要で大きなテーマを扱うので2年間かけて学ぶ内容になる可能性があります。

  1. 【協働的議論力】 お互いのロジックをしっかりと追って、隠れた前提を聞き出し、無意識に前提とされている「誤った認識」や「無意識の誤謬や詭弁」などを正し、「皆の理解をそろえ、議論の質を高めていける力」 の養成と、そのために必要な 英語表現力の習得
  2. 【建設的反論力】 海外の「議論文化」の根底にある 「各人の当然異なる意見や利害の調整は、それらを言葉にして 闘わせることでこそ最善の解が見つけられる」という感覚ゆえに、海外で議論に参加するなら必ず求められる 「臆せず、でも礼を失することなく明快に、ロジカルに主張し、反論できる力」の養成と、そのために必要な「論理力」と「レトリック力」と英語表現力の習得 
スピーキングを中心とした実践練習を行いますが、基盤づくりのためのリスニング練習や体得学習も同時に行う予定です。

【主なフォーカス】
  • プロフェッショナルとして、自分の意見を「ロジックの抜け」や「誤謬」なく正確に分かりやすく説明、要約できる力

  • 相手の立場を正確に理解するために必要な、相手の議論に潜む「前提」や「意図」、「誤解」や「無意識の誤謬や詭弁」を見抜ける議論の整理力と、それらを効果的に引き出して全体の議論を深められる質問力

  • 礼を失せず、信頼関係を損なうことなく、かつ明確に、ロジカルに反論できる力

  • 互いの合意点と相違点、それぞれの「ゆずれない線」などを整理して「双方が納得できる落としどころ」を探るために 質問や反論や合意を重ねていく力。その中で、自分の意見を微調整して細かいメリハリまで正確に伝えていける力

  • 上記の実践に必要な英語文化の基本にある「ロジックと説得のためのレトリック」を学び、英語表現とともに身につける

【訓練内容】
上記の目標に照らした各人の課題の克服と目標達成のために、K/Hシステム学習法の強みである @明確な目的意識を持った反復練習(deliberate practice)と、A実戦的な応用練習 を組み合わせたトレーニングを行います。講師からのアドバイスに加え、参加者同士もサポーティブな形でフィードバックし合える効果的な学習環境を整えます。
  • 初日に、正確な議論に必須の「リスニング力のアセスメント」を実施
    <リスニング力評価表>を使って課題を明確にします。その上で、3か月間の実践練習におけるフォーカス分野を各自が設定。講師陣はそれをベースに、コース中の実践練習で随時個別アドバイスを行いながら3ヶ月の目標達成をサポートします。

  • <説得のためのロジック構造>のおさらいと瞬発力強化
    自分の論のサポートとしてどういう情報を準備しておくべきか、まずはレトリックや説得術であげられているサポートの基本オプションや基本セットをおさらいし、相手に合わせて、自由自在に、瞬時に、自分のサポートを揃えられる実戦力を強化します。

  • <レトリックの基本>とそこで使われるキー表現を習得
    自分の議論を組み立てるにあたり、「説得情報の抜け」や「ロジックの混乱」および「隠れた誤謬」に自分で気付ける目を養い、より説得力の高い議論を英語で構築できる力を養います。相手の構築する議論の中に上記の要素があれば、それにも瞬時に気づき、上品に英語で確認、指摘、反論できる力を養います。

  • <議論のための表現集>を習得
    「複雑で入り組んだ議論」を生産的に進めるための突っ込んだ質問や反論、複雑な意見の要約などができる力を強化

  • 並行して<実践練習ルーチン(PDCAサイクル)>を回し、多角的な視点から改善練習を繰り返し、「協働的議論力」を 総合的に強化していきます。ロジカルで正確なリスニング力はもちろん、質の高い英語のサンプルから学び、それを 活用して自分の考えを《自然な英語》で、《ロジカル》に組立て、《英語的な弾くリズム》と《スピード感》のある文章でアウトプットできる力を養成します。加えて、持ち時間に合わせて、意見の要約や、チームでの議論をスピードアップする練習なども行うことで、《実戦的》な力に仕上げていきます。




■ コース対象者・申し込み方法     
◇対象: K/Hシステム公募講座に 4コース以上参加された方で、TOEIC 800点以上
または、K/Hシステム 長期企業研修コースを修了された方 
◇定員: 16名まで (定員に達した段階で、締め切らせていただきます) 

◇今期 日程: 2017年度 @12/3(日) ・ A1/14(日) ・ B2/10(土) ・ C3/4(日) [全日 9:30-18:00] (ただし、継続者は DAY2 のみ13:30から

◇会場: 飯田橋レインボービル
東京都新宿区市谷船河原町11番 (British Councilの隣)
会場へのアクセス方法はこちら 

◇受講料(税込)
新規申込み
: コース 72,000円(教材費 上級構文・議論教材シリーズCD9枚相当 +特別キャッチアップ・セッション 込)
継続者: コース 55,000円(前年度までに配布済みの教材は持参ください)

◇申込みフォーム
  • お問い合わせ 電話:03-3883-2262 (月〜金:9:00-18:00) 
■ 過去参加者の声 
  • 「実践的で、スピード感のある構成が大変魅力的だった。」
  • 「議論やプレゼンテーションの論理構造を把握できるようになった。」
  • 「スピーキングに慣れただけではなく、リスニング、リーディングでも役に立っている。」
  • 「参加者の意識が高く、レベルが高いので大いに刺激を受けた。」
  • 「自分の実力を再認識できたため、目標に向かって、あとどれくらい努力しなければならないのか考えることができた。」
  • 「英語だけでなく、国際的に仕事をする上での考え方を教えてもらえて大変良かった。」